海外MBAの授業ってどんな感じ?UMassに入学してみて

「海外MBAって授業は全部英語でしょ?ついていける自信がない…」


多くの人が最初に抱く不安だと思います。

私自身もTOEIC195点、英会話の経験ゼロで入学しましたから、その気持ちはよく分かります。

けれども実際にUMassのMBAプログラムを受けてみると、「思っていたより安心できる」と感じました。今回は、私が体験した授業の雰囲気をお伝えします。

1年目は日本語授業で安心してスタートできる

UMassのMBAの特徴は、1年目の授業がすべて日本語で行われることです。

これが本当に大きな安心材料でした。

海外MBAと聞くと「授業中はすべて英語で、先生の話も分からないのでは?」と思っていましたが、実際はまったく違いました。

経営学の基礎科目(会計、ファイナンス、マーケティング、行動論など)が日本語で学べるので、内容そのものに集中できます。

授業スタイル:ディスカッション中心で実践的

授業は一方的な講義ではなく、ディスカッション形式が多いです。会計の基礎などはどうしても一方方向になりやすいですが、質問をするとその場で答えてもらえるので完全に一方方向ではありません。

マーケティング論や行動論では先生が問いを投げかけ、それに対して学生同士で意見を交換します。先生も学生の発言に真剣に答えてくれて、とても勉強になります。

クラスメイトが皆優秀なのでディスカッションの心配はありません。私は一切授業には出ておらずディスカッションには参加していませんが、後から録画を見ることですごく勉強になります。

課題も「実際の会社の事例を分析する」「自分の職場の課題を経営学の観点で考える」など、仕事に直結する内容が多く、学んだことをそのまま実務に活かせます。

印象に残った授業

特に印象に残っているのは組織行動論の授業です。自分が会社で体験している辛いことや権力の使われ方など、そういう事象は全て行動論で説明がついているようです。

あぁ、この会社の酷い行動はこの理論に基づいて行われていたんだと思う場面が多くありました。

逆に、なんでこんな思いしているのかが理論で分かってしまえばやり返しも可能なわけです。大変有益な授業でした。

会社の上司たちが組織行動論を知らないにも関わらず教科書道どおりの行動をしていると考えると、今まで嫌な思いをしていたものが楽しく感じます。

英語力は自然に伸びていく

「日本語授業だと英語は伸びないのでは?」と思うかもしれません。

ところが課題の資料や参考文献には英語が含まれていることも多く、自然と触れる機会が増えます。

私は入学時TOEIC195点でしたが、授業を受けていくうちに単語力、読解力がつき、気づけば200点上がっていました。TOEICのために必死に勉強したわけではなく、勝手に点数が増えた感じです。

まとめ:不安でも大丈夫、挑戦できる

「海外MBAは英語ができないと無理」というのは誤解でした。

UMassのMBAは、最初から日本語で安心して学び始められ、徐々に英語にも慣れていけるプログラムです。私のようにTOEIC195点からでもついていけて、成績も良好です。

米国MBAに興味はあるけれど「英語が不安で…」「入学できるわけがない…」と迷っている方には、本当におすすめできます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です